九十九里の癒しスポット
夫が建てた家は郊外にあって、結婚当初、その家に住むとは夢にも思っていなかった。
それは夫も同様だったが、身の回りの変化が重なって、2年ほど前、私から「この家に住もう」といった時、夫は信じられないという顔をしたけれど、
私が無理をして言っているのではないとわかると晴れ晴れと嬉しそうで、私もなんだか嬉しかったのを覚えている。
この土地の良さは、水や野菜がおいしいこと。
この家の良さは、包容力があること。
そして最近では、少し出かけた先にお気に入りの場所ができて今の暮らしをもっと好きになってきたので少しずつ紹介したい。
まずは九十九里から、この夏に初めていったスポットを2つ。
- Sghrスガハラファクトリーショップ
- Sghr café kujukuri
九十九里の菅原工芸硝子工房敷地内にあるショップとカフェ。
ショップで何を買うか、夫とさんざん悩み疲れてカフェに行ったら、カフェで使ったお皿にすんなり決定(笑)
丁寧に手作りされたガラスはどれもぬくもりがあって心地よい雰囲気。
ずいぶん前に、このショップの「富士山グラス」を父へのプレゼントにしたことがあったけれど、今も人気商品として販売されているようだった。
カフェは森にあるかのような気持ちよさで、窓に映り込む照明が、外の木の実のようでかわいかった。
工房見学やガラス体験は、残念ながらコロナの影響でしばらく休止らしい。
つづいて、
- 古民家食堂もちづき
いわしづくし、と、なめろうの定食をお願いすると、いわしの丸干し用に七輪が登場。
古民家の狭い部屋で空間で、七輪がもくもく・・ 暑いけれど、体のすみずみまでエネルギーが満ちていくほどにおいしかった!
いわしは、5,6種類くらいの調理方法で、なめろうもトントンと包丁の音が心地よく、お酢をつけて食べるのがどれもよかった。
注文してから待ち時間が長かったけれど、古民家ののんびりした雰囲気そのままでつられてのんびり。
私たちは、七輪の煙でいぶされた後、いわしの匂いをまとってオシャレなガラス工房へいくことになってしまったので、行程は要検討にて。 笑
九十九里は、ちょっと疲れて砂浜の海を歩きたい時にちょうどぴったり。
ペーパードライバーに少し毛のはえたくらいの私には一人で行くことはできないけれど、いつかいけるようになるかどうか・・・は、きっと私次第!!
否定せずにきくって難しい。傾聴ボランティアに興味があったけれど、たぶん夫のほうが素養ありそう。
夫はそのほとんどが優しさと素直さでできていると思う。
夫がゴミを纏めながら、私が夫の好きなところを「ゴミをきちんと分別するところとかだよね」って真面目な顔でいってたけれど、なんでそう思ったんだろ?
それも大切だけれど、もちろんそれが一番ではない。
私にはない「やさしさ」だと思う。
だからその日も、母へ贈る誕生日プレゼントに意見をきいてみたのだけど、
「きいても仕方がないじゃん」と夫がむくれている。
きけば、ここ最近、私が夫の意見を悉く否定してきたことを言っているらしい。
全く気付いていなかった。。。
夫は決して私を否定しないけれど、私は夫を否定していたのか・・
言われれば心当たりがあるので反省はするけど、、、どうすればいいんだろう??
むくれる夫をなだめて練習してみた。
お題は、母への贈り物に添えるポストカードを選ぶこと。
夫の話はただでさえ長い。
あー長い!!
冗長な夫の話をついついカットインしたくなる衝動。。。
これか・・・。
カットインせず我慢・・・。
結果、夫の意見採用!
どういうわけか、夫の話にくるんとまるめこまれたかのように納得してしまった。
想像以上にすごくいい贈り物になった気がする。
私の場合は、こだわりが、色々な力になってきたと思っているけれど、
他方では、人の意見に左右されたくなくて、ただ聞いていなかったのかもな~。
夫のやさしさは、まるっと人を受け入れたりできるあたたかいかんじ。
外観もちょっとまるっと・・ちーば君のフォルムとちょっと似ている(笑)
はじめます
思いもよらず、ブログをはじめることにした。
ブログ名は、みもざの木。
みもざの木は、2年前、私が夫の家に引っ越してきた時に、夫が贈ってくれて庭に植えたもの。
正式名称は、ブルーブッシュ・アカシア。
春に咲く、黄色のふわふわした花がとってもかわいらしい。
我が家のはまだ咲いたことがないけれど・・。いやいや、これから。。
この夏は、ようやく、みもざの木が急激に葉を広げてぐんぐん伸びてきた。
リースをつくりたいので、次の春こそしっかり頼むよ。
私と夫は、ともに40歳を超えて結婚をした晩婚同士だけれど、
結婚にいたる話や、日々の出来事を書き留めていきたい。
そして、誰かが、ほんの少しでも何か共感してくれたら嬉しい。